いろんな人がいる その1
こう泣き叫ぶように来た母親もいるそうです。
「先生、私の息子をみてください。家で暴力をふるうのです。子供のときから、とってもいい子で、先生にもほめられてばかりいた子なんです」
先生は、そんなときには、こう冷たくいいます。
「子供がいつまでもいい子でいられるわけがない。あなたがこの子を暴れさせているんですよ」
子供が幼稚園や学校に上がる前に、親が子供にチェーンをはめてしまうケースが多いそうです。
たくさんの患者さんをみてきて、そういうことを実感したとおっしゃっていました。
たいていの患者さんが三歳から五歳ぐらい、ひどい人は「生まれたとき」に病気になる原因をつかんでいるらしいのです。
どれだけ親が子供を傷つけているか、そのことに気づくだけでも大きな成果が得られると、私は思うのです。